透析施設

透析施設のご案内

高品質の透析液をはじめ全ベッドでオンラインHDF透析など「より安全で質の高い透析治療」を定期実現する最新の医療機器を導入しております。

透析ベッド数(透析装置):30床

透析室内は、明るい日差しが入り、快適に過ごせる空間作りに努めました。全てのベッドには、無料でご覧になれるTV・DVD機器を設置いたしました。
また、お食事の提供無料送迎などきめ細かく対応いたしておりますのでお気軽にお問い合わせください。


日本透析医学会※の定める水質基準より“ずっときれいな透析液”

透析液は信頼できる高度な透析治療の根幹です。当院では透析液の浄化に常に取り組んでいます。
最新の逆浸透式RO水製造装置の導入により、超純粋透析液レベルを達成し、「より安全で、質の高い透析治療」を行っています。

※平成22年4月、厚生労働省より“透析液の水質管理”について基準が設けられました。


透析管理システム
体重測定から除水の計算・検査データなどをコンピュータで一元管理出来る透析支援システムを導入し、電子カルテとの連携をすることで、投薬まで一連の作業が簡素化されて患者さまの待ち時間を軽減します。


全自動透析装置の特徴(東レ社製TR-3300M)

《全自動プライミング》
ダイアライザー、血液回路をセットし、カプラを接続して逆濾過透析液を用いて自動プライミングを行います。。
この方法では、生理食塩水より電解質のバランスのとれた液を大量に流してプライミングする為、ダイアライザー内の不純物を十分洗浄することはもちろん、透析開始時の血圧低下や目まいなどの不均衡症状が少なく安定した透析治療ができるようになります。
また、回路をセットするだけでプライミングを自動でしてくれるので1台あたりのプライミング時間も短縮できます。
*逆濾過透析液:ダイアライザーの膜の外側から内側へ流す透析液。

自動脱血
除水量設定時にかかる除水負担を軽減する方法として、自動脱血機能を利用し患者さまの除水量・時間あたりの除水率を軽減します。

透析中の急速補液
逆濾過透析液を体内に補液することができます。

自動返血
血液ポンプを使用しない方法で、回路内へ逆濾過透析液が自動で流れだします。
この操作では血液ポンプ使用時によく起こる急激な圧力の上昇がなく、穿刺部からの出血や腫脹等の安全面が格段に良くなっています。終了時も自動クランパーの作動でスタッフの抜針にて終了します。

透析液の清浄化
逆濾過透析液は直接体内に入るため、透析液の水質管理を厳密に行っております。
生菌、エンドトキシン検査を毎月実施しております。

その他
・アフェレーシス(LDL吸着や血しょう交換など)
・腎移植後の定期検診も対応しております。ご相談ください。